猛烈な暑さが続き、紫外線も極めて強くなっています。この時期は、朝から日差しが強くなっていますが、1日でもっとも紫外線が強いのは、太陽高度が一番高い、正午前後です。夏の午前10時~午後2時に1日のおよそ70%の紫外線が降り注いでいます。暑さに厳重警戒するのはもちろんですが、過度な日焼けは健康への害となるため対策をする必要があります。

基本的に帽子や日傘で直射日光をさけるのがいいですが、それができないときに必須なのが日焼け止めクリーム。夏本番で、すでに使っている人も多いかと思いますが、正しく塗れていますか?
まず、大切なのが使用する量です。日焼け止めに表示されている紫外線防御効果(SPFやPA)などは、基準の量を使わないと数値分の効果が出ません。もしかすると、使っている量が少なくて、うっかり日焼けをしているかもしれません。顔に使う場合の目安は、クリームタイプだと、パール2つ分。ローションタイプだと1円玉2枚分。結構多めな印象があるかもしれませんね。
もう一つのポイントは、塗り方です。はじめは面積の大きい頬やおでこから塗り、外側へ伸ばすと塗り残しがなくなります。そして顔の高くなっている部分、鼻や頬骨あたりは重ね塗りするのが効果的です。そして、この時期は汗をかきやすく、塗り直しも必要となります。

せっかく使うなら正しく使って、紫外線に負けずに過ごしたいですね。危険な暑さが続いているので、無理をせずに過ごしましょう。

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