気象庁によりますと、4日も西日本や東日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、午前中から気温が上がっています。

午前11時までの最高気温は、
▽広島県安芸太田町加計で37.2度、
▽山口市と愛媛県大洲市、大分県日田市で36.6度、
▽愛知県豊田市で36.5度、
▽福岡県久留米市で36.4度、
▽名古屋市で36.2度、
▽大阪・枚方市で36.1度などとなっていて、
西日本を中心にすでに猛烈な暑さとなっています。

このあと気温はさらに上がり、日中の最高気温は、
▽福岡県久留米市で39度、
▽大阪市と岐阜市、熊本市、佐賀市、大分県日田市で38度と
危険な暑さが予想されていて、局地的に40度に迫るおそれもあります。

また、名古屋市や京都市、高松市、山口市、甲府市などで37度、福井市やさいたま市などで36度、東京の都心や山形市でも35度と各地で猛烈な暑さとなる見込みです。

気象庁 37の都府県に「熱中症警戒アラート」

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北から沖縄にかけての37の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

▽福島県と▽茨城県、▽東京都、▽神奈川県、▽長野県、▽山梨県、▽静岡県、▽愛知県、▽岐阜県、▽三重県、▽新潟県、▽富山県、▽石川県、▽福井県、▽滋賀県、▽京都府、▽大阪府、▽兵庫県、▽奈良県、▽和歌山県、▽岡山県、▽広島県、▽島根県、▽鳥取県、▽徳島県、▽香川県、▽愛媛県、▽高知県、▽山口県、▽福岡県、▽大分県、▽長崎県、▽佐賀県、▽熊本県、▽宮崎県、▽鹿児島県、▽沖縄県の沖縄本島地方では特に警戒が必要です。

《熱中症対策の徹底を》

引き続き、外出や運動をなるべく控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底してください。

夏休みを利用して屋外でのレジャーなどの機会も増えると思いますが、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を持ったり、あらかじめ水分補給をする時間を決めたりするなど警戒してください。

特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

一方、気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込み、午後からは東北から西日本にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は、急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

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