夏休み中の子どもたちが様々な体験をしている様子をお伝えします。高知地方気象台のイベントでは子どもたちが“風向風速計”を自分たちで作り、気象の楽しさを学びました。
「夏休みこどもフェス」は、国の様々な仕事を知ってもらおうと、高知地方合同庁舎に入る気象台や農政局などが合同で開催しています。
このうち気象台のコーナーでは高知地方気象台の職員たちが、実際に観測所で使用している雨量計や手作りの実験装置を使って、子どもたちに気象や自然災害の仕組みを説明していました。
子どもたち自身が風向風速計を作る体験も!ストローに取り付けるのは、風向きと風の強さを確かめるための紙。思ったより細かい作業に、子どもたちは真剣な表情で取り組みます。
完成した風向風速計に風を当ててみると、フワフワと動き、風向きと強さが分かりました。目に見えない「風」を目で確かめた子どもたち。天気予報への関心が高まったようです。
(参加者)
「楽しかった。(風向風速計が)ふわふわ動いた」
「風が吹いたほうにこれ(風向指示器)が来るので、どっちに風が吹いてきているかが分かった」
「天気を予測するのは難しそうだけど天気を調べるのは楽しそうだなと思いました」
(高知地方気象台 鈴木諒 技官)
「かなり興味深い表情をしてもらってて、気象のことについてもいろいろ興味を持ってもらえたかなと うれしく思っています」
高知地方気象台は8月27日と28日にも高知県土佐清水市で気象観測装置を展示するイベントを開催する予定です。
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