気象庁によりますと、暖かく湿った空気や気温の上昇などの影響で、東北から九州にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
午後6時までの1時間には国土交通省が岩手県八幡平市に設置した雨量計で81ミリの猛烈な雨を観測しました。
また、長野県安曇野市穂高で46.5ミリの激しい雨が降りました。
これまでに降った雨で、岩手県と群馬県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
大気の不安定な状態は7日にかけて続き、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。
急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。
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