父島の南西にある熱帯低気圧は今後12時間以内に台風に発達する見込みです。本州からは離れていますが、暖かく湿った空気の影響で、局地的に大雨となるおそれもあります。

日本気象協会によりますと父島の南西にある熱帯低気圧は、きょう7日(水)夜にも台風に発達する予想です。先島諸島は、別の熱帯低気圧の影響で、あす8日(木)にかけて激しい雨や土砂災害などに注意が必要です。

気象庁によりますと7日午前9時の観測によると、熱帯低気圧が父島の南西約170キロにあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

台風の中心は24時間後の8日午前9時には父島の東北東約190キロの半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

48時間後の9日午前9時には日本の東の半径200キロの円内に達する見込みです。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

72時間後の10日午前9時には日本の東の半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。 なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

今後の情報にご注意ください。次ページで時間ごとの雨と風の動きを見ています。

雨と風のシミュレーション 8日午前9時まで

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。