米津龍一気象予報士：

あすのお天気ポイントはこちら。

変わりやすい天気があすも続く見通しです。

といいますのも、きょう天気が崩れた理由というのは、

日本の南にある熱帯低気圧から雷雲のもととなる暖かく湿った空気が運ばれた形となりました。

さらに上空の「寒冷渦」という冷たい空気を持つ低気圧がありまして、

きょうは午前中晴れて気温が上がり、この上空と地上との気温差が大きくなったため、雷雲が午後から湧いて、局地的に非常に激しい雨も降りました。

あすはこの上空の寒冷渦が離れていきます。

ところが今度は熱帯低気圧が台風に変わる予想でして、これが北上する予想となっています。

つまり、差し引きゼロという形になりますから、あすも午後は落雷さらに局地的に滝のような雨が降る恐れがあり注意が必要です。

雷が鳴りやすい確率＝発雷確率を見ていきます。

あすの正午から午後3時、この中西部の一部と東部富士五湖全域は雷が鳴りやすい確率が50%以上と高くなっています。

夕方になると、これが全域に広がる予想となっていまして、この時間がおそらくピークを迎えると見ています。

夜になると、中西部の山沿いの一部でまだまだ天気急変の恐れがありますが、くれぐれも山や川のレジャーを計画されている方は、あすも天気の急変に要注意です。

台風＝現在の熱帯低気圧の進路予想を見ていきます。

おそらくあすにも台風5号へと変わる予想です。日本の南に熱帯低気圧があり、それが北東方向に進路を進めたあと北上する予想となっています。

ただ、今のところは、山梨への直接的な影響はないのですが、

この週末にかけてもしも関東方面へ海水浴など計画されている方は、波が高くなる恐れがありますので、海のレジャーを計画されている方はくれぐれも要注意です。

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