気象庁は8日午前4時20分に、台風第５号が発生したと発表しました。
これは、８日午前３時に父島の南約１６０キロの海上にいた熱帯低気圧が台風になったものです。
台風5号(マリア)は現在、ゆっくりとした速さで東北東へ進んでおり、中心気圧は９９６ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は１８メートル、最大瞬間風速は２５メートルで、中心の南東側２２０キロ以内と北西側１６５キロ以内では、風速１５メートル以上の強い風が吹いています。
８日午後3時には勢力をほとんど変えずに、台風の中心は父島の東北東約２８０キロの、北緯２８度２０分・東経１４４度４０分を中心とする半径６５キロの円内に達し、その後９日の午前３時には、日本の東の海上の、北緯３０度２５分・東経１４５度０５分を中心とする半径９５キロの円内に達する見込みですが、この時には中心の気圧は９９０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２０メートル、最大瞬間風速は３０メートルと予想されています。
また、１０日午前３時には日本の東の、北緯３４度４０分・東経１４５度５５分を中心とする半径１５５キロの円内に達し、１１日午前３時には、日本の東の北緯３８度００分・東経１４５度３５分を中心とする半径２２０キロの円内で、中心気圧９８５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２３メートル、最大瞬間風速は３５メートルに発達するとみられています。
気象庁では、今後の台風情報に注意するように呼び掛けています。
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