「り災証明書」は、地震や台風などで住宅が受けた被害を証明する書類で、「り災届出証明書」は、車や家財道具の被害の届け出があったことを証明する書類で保険金の受け取りや公的な支援を受けるために必要となります。
震度5弱の揺れを観測した大洲市では19日から市役所にある危機管理課が窓口となって、「り災証明書」と「り災届出証明書」の申請の受け付けを始めました。
19日は、大洲市菅田町にある「大圓寺」の関係者が訪れ、り災届出証明書について担当の職員の説明を聞きながら申請書を記入していました。
この寺では、塀の上部に取り付けられた瓦が幅10メートルほどにわたって崩れたり、石の仏像が倒れたりする被害が出たということです。
大圓寺の檀家の総代長を務める森本晋一郎さん(82)は「お寺が大丈夫か心配していたら塀の瓦がたくさん落ちていて心が痛みました。修理金額が大きな負担になるので早く申請を受け付けてくれて助かります」と話していました。
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