気象庁によりますと台風第5号の中心は、12日午前8時半頃に岩手県大船渡市付近に上陸しました。



東北地方の太平洋側では、台風本体や台風周辺の暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定となって激しい雨が降っている所があります。

岩手県では12日4時までの24時間降水量が300ミリを超え、平年の8月1か月分の降水量の2倍近い記録的な大雨となっている所があります。

14日までに台風は日本海に進んで熱帯低気圧に変わりますが動きが遅くなるため、北日本中心に、台風や台風から変わった熱帯低気圧の影響が長引くおそれがあります。

土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、暴風や高波に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

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