台風5号は12日朝、岩手県に上陸し、宮城県内も一部で大雨となっていて土砂災害などに警戒が必要です。
台風5号は12日午前8時半頃、岩手県大船渡市付近に上陸し、このあとは東北地方を西へと横断して13日には日本海で熱帯低気圧に変わる見込みです。
志摩功一郎記者:
「午前8時を過ぎた女川町です。激しい雨が降っています」
11日の降り始めからの雨の量は女川で88.5ミリ、気仙沼で75.5ミリなど三陸沿岸では大雨となっている所があります。午後も雨の降り続く所が多いため、夜遅くまで土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒が必要です。
大雨に備え、気仙沼市では市内23か所に避難所を開設し、12日午前8時時点で39世帯あわせて66人が避難しているということです。
風も強まっていて、午前11時までの最大瞬間風速は石巻で18.1メートルとなっています。波の高さは6メートルのち5メートルでうねりを伴う見込みで、海上では夕方まで暴風や高波に陸上でも昼過ぎまで暴風に警戒が必要です。
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