【台風5号が東北地方を横断中】
12日午前8時半頃に岩手県大船渡市付近に上陸した台風5号は、北西に進んでいて、13日にも日本海北部で熱帯低気圧に変わる見込みです。宮城県からは次第に遠ざかっていて、陸上に出されていた暴風警報と、海上の波浪警報は、すでに注意報に切り替えられるなど、影響は小さくなってきています。
【台風5号の背後で台風6号が発生】
11日午後6時、南鳥島付近で発生した台風6号は、強風域を伴いながら北西に進んでいます。今後三陸沖付近まで北上しますが、ほとんど発達することなく、14日午前9時までには再び熱帯低気圧に変わる見込みです。現時点で、陸上への影響は少ないとみられますが、太平洋沿岸の地域では、台風6号によるうねりが到達する見込みですので、注意が必要です。
【日本の南海上には台風7号発生か】
この他、日本の南には、台風の卵=熱帯低気圧が2つ解析されています。このうち、西側の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風になる見込みで、発生すれば台風7号となりそうです。今後、発達しながら北東に進んだ後、台風へと「昇格」。16日には伊豆諸島付近で暴風域を伴うようになり、17日には次第に北東に進路を変えながら三陸沖へ進む見込みです。まだ予報円が大きいため、今週後半にかけて東日本や北日本に上陸する可能性もあります。次の週末にかけては、台風7号に変わる見込みの熱帯低気圧の動向に注意が必要です。
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