高知の夏の風物詩「よさこい祭り」は8月9日に開幕し、最終日の12日は全国大会が行われ、高知市中心部の5つの会場でおよそ70チームが踊りを披露しました。

高知市追手筋の会場では、11日までの本番で最優秀賞である「よさこい大賞」を受賞した「とらっくよさこい」が登場し、「うさぎ」と「おおかみ」が描かれた衣装を身にまとった踊り子たちが息のあった踊りを見せて会場を盛り上げていました。

また初めての出場で「地区競演場連合会奨励賞」を獲得した「空跳(くどう)」は、花が咲き乱れる様子を鳴子を使った踊りで表現し、沿道の観客を魅了していました。

会場では、南海トラフ巨大地震の臨時情報が出されたことを受けて、有料の観覧席の入り口に最寄りの避難場所を示す地図が掲示されました。

長崎県から訪れた20代の男性は「よさこい祭りの人の多さに驚いています。地震の不安は少しありますが、何かあった時は高台に逃げるなどしたいです」と話していました。

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