南海トラフ地震への注意を呼びかける臨時情報の発表を受けて、和歌山県白浜町は今月9日から町内にある4か所すべての海水浴場を閉鎖した上で、高台への避難経路の確認などを進めていました。

その結果、速やかな避難が可能になったとして、15日午前9時から海水浴場を再開することを決めました。

海水浴場を訪れる人には、避難経路が書かれたチラシを配るなどして注意を呼びかけるほか、ライフセーバーが海にいる人たちに津波に関する情報の発表を伝える「津波フラッグ」について周知していくことにしています。

白浜町観光課の新田将史 課長は「避難対策を再確認した結果、臨場情報が出されているなかでも対応が可能だと判断した。訪れる人は避難場所への経路などを確認するようにしてほしい」と話しています。

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