台風7号は非常に強い勢力を保ったまま、関東や東北に接近する見込みです。上陸する可能性は低いですが、沿岸部を中心に大雨や暴風、高波に厳重な警戒が必要です。

16日（金）は、台風外側の活発な雨雲がかかり、関東を中心に警報級の大雨となったところがありました。夜にかけても、千葉県や茨城県を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。17日（土）になると、東北の太平洋側でも雨が降る見込みです。

17日（土）夕方にかけての雨量は多いところで、関東や東北の太平洋側で200ミリと予想されています。また、関東や宮城県、福島県には「線状降水帯」が発生する可能性があります。線状降水帯が発生した場合、予想雨量よりも多くなるおそれがあるため、注意が必要です。

また、大雨だけでなく暴風にも厳重な警戒をしてください。関東の陸上では、最大瞬間風速が45メートルと予想されています。走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるため、不要不急の外出は避けてください。

17日（土）は、西日本から関東にかけて、広く晴れるでしょう。午後は山沿いを中心に、にわか雨がありそうです。東北でも午後は次第に雨が止んで、天気は回復に向かうでしょう。沖縄は雨が降ったり止んだりする見込みです。

日中は西日本や東海、関東の各地で猛烈な暑さになるでしょう。東京では16日（金）より大幅に高くなるため、熱中症にいっそう注意してお過ごしください。

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