台風9号は、20日午後9時に熱帯低気圧に変わりました。

一方で、きょう(21日)午後3時には、マリアナ諸島付近にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に「台風」に発生する見込みです。発生すれば「10号 サンサン」となります。

台風の"中心"が、予報円の中に入る確率は70%。

26日(月)の予報円は、直径が440キロと大きくまだ予想が定まっていませんが、現段階の予報では、26日(月)に暴風域を伴ったまま、本州を直撃するおそれがあります。

では、世界各国のスーパーコンピュータでは、どのようなシミュレーションをしているのか?

台風の進路予想は、気象庁の予報を参考にしていただきたいですが、世界各国のコンピュータのシミュレーションを見てみます。

ヨーロッパ中期予報センターの上空1500m付近の強風エリアや、海面気圧の予想を見ると、27日(火)に近畿地方に向けた動きで、日本列島を縦断する予想です。

また、本州付近には秋雨前線が現れるため、台風が接近する前から雨が強まる恐れがあり、日本のスーパーコンピュータの雨・風の予想では、24日(土)には、台風は本州から離れた南海上にありますが、前線が刺激されて雨が強まる所がある見込みです。

日本のシミュレーションでは、27日(火)ごろは、風の渦がはっきりわからなくなっていますが、南海上の海面水温は高く、風速25m以上の暴風域を伴ったまま、接近する恐れがあります。

【台風情報】この先の雨・風シミュレーション 24日(土)~27日(火)

予想は変わってきますが、いずれにしても、今後雨や風などの影響が出てくるおそれがあるので、最新の情報をこまめに取り入れてください。

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