台風10号の今後の動きについて、國本未華気象予報士の解説です。

現在、台風10号はマリアナ諸島の方にあり、動きはほぼ停滞という状況ですが、あす以降、北上を始めて、速度は比較的ゆっくり、ゆっくりと北上していきます。ただ、海の上を長い間通ることで、発達していきます。

海面水温を重ねてみると、より色が濃いところが海面水温が30度ぐらいあるような場所になります。ちょうどそこを通っていくことになりそうで、勢力としては強い勢力で、27日(火曜日)ごろ、四国から東海に上陸する可能性が今、一番高くなっているという状況です。

Q.海面水温は高ければ高いほど台風は発達しやすいですか?
そうですね。海から水蒸気をたくさん補給して、成長していきそうです。

雨の予想ですが、現時点で週明け26日(月曜日)、ずいぶん先にはなりますが、台風本体が北上してくるとともに、全面から雨雲が広がっていきそうです。

おそらく、27日(火曜日)は日中にかけて大荒れになりますが、進路が東寄りか、西寄りかというところはまだブレがあります。台風進路の予想のブレには注意して、最新情報をご確認ください。

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