各地で発生する「ゲリラ豪雨」。23日も、ゲリラ豪雨で鉄道がストップした地域もありました。連日の事態に、スーパーではタイムセールを前倒しするところも出てきました。
23日未明、静岡県では各地で豪雨となりました。
静岡市駿河区では、1時間に93ミリの猛烈な雨を観測。冠水した住宅街では、道路のマンホールから水が吹き出していました。
清水区では24時間の雨量が318.5ミリとなり、8月の観測史上1位の記録に。
この雨の影響で、JR東海道線は富士駅と浜松駅の間で一時、運転を見合わせ、通勤・通学に影響が出ました。
乗客
「きのうの雨で止まるかと思っていた。しょうがないですね」
未明の豪雨は愛知県でも。一宮市では1時間に64ミリの雨を観測。市内のいたるところで冠水し、通勤に影響が出たといいます。
運転者
「何もないところから冠水し始めて、車で前進しかできないんですよね。道路にまさか車を置いて逃げることもできないですし。とにかく怖かった」
全国的に大気が不安定な状態が続いた今週。東京では21日、「記録的短時間大雨情報」が出ました。
新宿ではマンホールから水が吹き出し、フタが吹き飛んでしまう事故も。
2日続けて激しい雨に見舞われ、22日はイベントが中止になる事態までおきました。
多発するゲリラ豪雨。スーパーでも大きな影響を受けていました。
ラーテルマルサン 武里店 小林信彦 店長
「大きな天候急変があると、やはりお客様がお越しになりづらくなる」
ゲリラ豪雨になると売れ残りが出てしまう。そこで、埼玉県のこちらのスーパーでは対策として、本来、夕方から行うタイムセールを天気次第で前倒ししています。
ラーテルマルサン 武里店 小林信彦 店長
「昼を過ぎたあたりから発雷確率は上がっていく感じですよね」
23日も雷雨の可能性があったため、通常よりも30分以上早く、お惣菜やお弁当のタイムセールを実施しました。
客
「この時間から値引きしてもらえるとすごく助かる」
24日以降も全国的に大気の状態が不安定となるため、注意が必要です。
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