高い海水温 + “無風状態” = 発達しやすい環境
黒潮で今後も発達傾向か
「歴代最強クラス」の可能性も 暴風 高潮 高波に厳重警戒
今後、台風はどこに?
暴風もたらした台風【2022年9月 台風14号】
高潮もたらした台風【2018年 台風21号】
暴風の強さと被害について
暴風による災害で、被害が出る風速の目安です。最大瞬間風速40メートルでは看板が飛び、走行中のトラックが横転します。最大瞬間風速60メートル。これは、時速に換算すると216キロ。新幹線の速度に匹敵します。倒壊する建物も出てきます。最大瞬間風速80メートルは時速に換算すると、288キロにもなります。
暴風が吹くと、傘も、窓ガラスを突き破るような凶器となります。台風が近づき、風が強まる前に、屋外にある傘や物干し竿など、飛ばされやすいものはしまって下さい。雑巾や雑誌も、雨で濡れて重くなった状態で飛ぶと危険です。
雨戸を閉めるとより安全です。雨戸がない場合も、段ボールで覆ったり、飛散防止用のフィルムを貼る対策が有効です。
停電や断水のおそれもあります。最低でも3日分の食料や電池などを備えることが大切です。対策は、風が吹き始めてからでは危険です。台風が近づく前から行いましょう。一方、台風の中心から離れていても、竜巻などの突風のおそれがあります。雷や急な風の変化、周囲が突然暗くなるなど、積乱雲が近づく兆しがある場合は、ビルなどの頑丈な建物に移動するなどして安全を図って下さい。室内にいる場合は、窓のカーテンを閉めて、窓の少ない部屋に移動して下さい。
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