このツアーは福島県が企画したもので、広島や大阪など西日本の大学生19人が参加しました。
はじめに、去年大熊町に完成した教育施設「学び舎ゆめの森」を見学し、担当者から施設の現状について「この施設で学ぶために県外から移住する人もいて、通っている子どもの数が倍以上に増えている」といった説明を受けました。
また、去年4月に双葉町に進出した繊維会社の工場にも足を運び、従業員を地元の大学や高校から積極的に採用していることなどを聴き取っていました。
学生たちは、福島市の果樹園や会津地方の温泉地なども訪れることにしています。
参加した京都の大学生は「震災は幼稚園のときで、その後のニュースも自分ごとではなかったですが、福島の復興が進む姿を見ることができてよかったです。周りに福島に行ったことのある人が少ないので、感じたことを伝えていきたいです」と話していました。
主催した県広報課の河原田千皓副主査は「遠い西日本の学生に福島の今を発信してもらいたいです」と話していました。
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