非常に強い台風10号は九州の西をゆっくりと北上し、金曜日以降は東に進路を変えて、本州に近づく見込みです。

予想される雨量は29日木曜日の夕方までで300ミリ、線状降水帯が発生したらさらに雨量が増えるおそれがあります。その後も大雨は長く続く見込みです。

台風が接近することで波も高まり、風も強くなります。最大瞬間風速45メートルは、樹木や電柱が倒れたり、トラックが横転するような風です。外に出るのは大変危険です。

台風の速度が遅く、影響がかなり長引くおそれがあります。影響が長引くほど災害発生のリスクも高まるので、引き続き最新の情報をこまめに確認し、早め早めの行動をとってください。(気象予報士・東杜和)

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