都によりますと、奥多摩町にある小河内ダムの貯水率は、30日午前7時の時点で、89%に達しているということです。
都は今後の雨で、さらに増加するおそれがあるとして、31日午後1時から、臨時で放流する水の量を増やすことにしています。
9月1日午前2時ごろには放流する水の量はふだん発電用に放流している量と合わせると毎秒150トンになる見込みで、今後の雨の状況によっては、さらに増やす可能性もあるということです。
都は、この放流によって、東京と神奈川を流れる多摩川の下流の水位が上昇するおそれがあるとして、多摩川に近づかないよう注意を呼びかけています。
小河内ダムで貯水量が高まり、臨時で放流を行うのは、3年前の台風14号での大雨以来となります。
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