富山県では、2日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

[気象概況]
 台風10号は、1日午前3時には東海道沖にあって、ゆっくりした速さで東へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。

 台風10号は東海道沖から紀伊半島へ北上し、1日夜までに熱帯低気圧に変わる見込みです。その後2日にかけて北陸地方を北上し、三陸沖へ進む見込みです。富山県では熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気の影響を受けるでしょう。

このため、2日にかけて激しい雨の降る所があり、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。これまでに降った雨や令和6年能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東部 20ミリ
  西部 20ミリ
1日午前6時から2日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東部 50ミリ
  西部 50ミリ

2日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東部 40ミリ
  西部 40ミリ
2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東部 80ミリ
  西部 80ミリ

[防災事項]
 富山県では、2日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

今後発表する防災気象情報に留意してください。
 

雨と風のシミュレーション
1日(日)午前9時~

雨と風のシミュレーション2日(月)

雨と風のシミュレーション
3日(火)正午まで

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