宮崎市では先月28日、市内の佐土原町と大淀川の南側の地域で竜巻とみられる突風が相次いで発生し、住宅の窓ガラスが割れたり屋根瓦が飛ばされたりする被害が出ました。

市は、家庭で出た災害廃棄物の特別収集を31日から始めていて、1日も市の委託業者がトラックや収集車で被災した地域を回りました。

業者の人たちは、住宅の前などに積まれた突風で飛ばされた屋根瓦やトタン、それにガラスの破片をかぶった布団やソファーなどを積み込んでいました。

災害廃棄物の特別収集は今月7日にも行われます。

被災した住宅の女性は「被害の翌日から片づけをしているが、思い入れのある物を捨てなくてはならず残念だ。まだ出し切れていないものが庭にたくさんあって大変です」と話していました。

委託業者の男性は「量は想像以上で、相当ひどい被害だったのだと思う。自分たちも大変だが、いちばん大変なのは被害を受けた方だという気持ちで収集している」と話していました。

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