台風10号は1日(日)正午に熱帯低気圧に変わりました。熱帯低気圧が2日(月)にかけて紀伊半島の東側を北上していきそうです。熱帯低気圧に変わっても、湿った空気の流れ込みは続くため、2日(月)にかけて雨の降り方に注意が必要です。

 1日(日)夜は広く雨が降り、雨脚の強まる所があるでしょう。2日(月)の明け方にかけて激しい雨の降る所があり、滋賀県などは局地的に、滝のように非常に激しく降るおそれがあります。2日(月)の朝までは広く雨が降るでしょう。

 日中は多少晴れ間の出る時間もありますが、湿った空気の影響で北部や紀伊半島を中心ににわか雨がありそうです。2日(月)夕方にかけての24時間雨量は、多い所で、中部は120ミリ、南部で100ミリとまとまった雨になりそうです。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害に警戒してください。

 朝の最低気温は23~25℃くらいでしょう。日中の最高気温は30~34℃くらいで、蒸し暑く感じられそうです。

 3日(火)以降は、晴れ間の出る日が続く見込みです。この先の気温は平年よりも高く、特に週後半は連日、最高気温が35℃くらいまで上がるでしょう。9月に入っても厳しい残暑となるため、熱中症や農作物の管理にお気を付けください。

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