気象庁によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で関東甲信では大気の状態が非常に不安定になっています。

群馬県では夜になって雨雲が発達し、富岡市妙義町付近ではレーダーによる解析で午後8時40分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。

これまでに降った雨で群馬県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

関東甲信では大気の不安定な状態が9日明け方まで続く見込みで、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

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