関東地方は、9日夜にかけて大気の非常に不安定な状態が続きます。平野部も所々で雨が降り、局地的には雷を伴って激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降りそうです。

日本気象協会tenki.jpによりますと、8日から関東地方は大気の状態が非常に不安定となっていて、所々で雨雲や雷雲が発達しました。

このうち群馬県富岡市妙義町付近で8日午後8時40分までの1時間に約100ミリ、高崎市付近で今日9日午前2時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

9日の日中は千葉県を中心に所々に雨雲がかかっています。

場合によっては警報級の大雨になる可能性…

9日は夜遅くにかけて、大気の非常に不安定な状態が続きます。内陸部を中心に発雷確率も高くなっています。

平野部も含めて所々に雨雲や雷雲がかかるでしょう。局地的には雷を伴って激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)が降りそうです。

雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。

低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

頑丈な建物への避難、水辺から離れること…

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

① 頑丈な建物に入りましょう。
発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。

② 最新の気象情報を確認しましょう。
ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

③ 地下施設・水辺から離れましょう。
ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

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