気象庁によりますと、沖縄本島地方では南の海上にある熱帯低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて雨雲が発達しています。
伊江村付近では、レーダーによる解析で午後4時40分までの1時間におよそ110ミリ、午後5時までの1時間におよそ120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられます。
災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表して、安全を確保するよう呼びかけています。
沖縄本島でも雨雲が発達し、午後4時50分までの1時間に本部町で73.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
沖縄本島地方ではこのあとも、局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みで、気象庁は10日にかけて低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。
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