米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

広く晴れて真夏の暑さとなりそうです。

あすの天気を詳しく見ていきます。

午前中は雲が広がりやすくさらに未明から明け方にかけて雨が降るところもあるんですが、基本的には高気圧に覆われる形となります。

そこでその雲も取れていって、晴れの天気となりそうです。

午後になると山沿いで一部にわか雨の可能性もありますが、広く晴れて35℃の猛暑日に迫る暑さとなりそうです。

今後の天気トピックス見ていきます。

あすは広く晴れますが、あさって、さらに12日の木曜日は広範囲で午後は変わりやすい天気となる見込みです。ですから盆地も含めて急な強い雨や落雷のおそれがあります。

金曜日は山沿いを中心に天気急変のおそれ。3連休初日の土曜日は今のところ天気の崩れなさそうですが、中日の15日日曜日と来週の月曜日も、また山沿い中心に雷雨ということで、南から雷雲のもとである暖かく湿った空気が入り込みやすいため、今週は天気急変の可能性の日が多いことになりそうです。

ちなみにきのう、北関東でも天気の大きな崩れがありまして、群馬県では1時間に120mm以上の猛烈な雨が降ったこともありました。

さらに栃木県の真岡市では音楽イベントの会場で落雷により9人のけが人が出たんです。

木に雷が落ちたことによって、けが人が発生したものと見られます。

もし雷が落ちたらどうしたら良いのか。基本的には広場や木からは離れていただくこと、そして頑丈な建物、車の中に移動することです。

ただきのうのようなフェス会場では、広場から逃げられる場所がなかった可能性があるんです。となると、最後の手段としてやってもらいたいのは「雷しゃがみ」というものです。

まず両手で耳をふさぎます。なぜかというと、鼓膜が破れるのを防ぐためです。
次に足のかかと同士を合わせます。電流が流れるのを極力抑えるためです。
最後につま先で立ちます。これも地面との接地面を少なくすることによって、この雷から身を守るということです。

これはあくまでも最終手段ですので、なるべくこうならないように頑丈な建物や車の中に移動していただくことをおすすめします。雷が鳴り始めたらぜひ皆さん
身を守る手段をとっていただきますようお願いします。

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