米津龍一気象予報士:

あすから3連休という方もいらっしゃるのでは?3連休のお天気ポイントはこちら。

厳しい残暑が続く見通しです。

では、天気から見ていきましょう。

あす土曜日は引き続き高気圧に覆われる形となりますので、広い範囲で見れば、晴れの天気とお考えください。
ただ、南から雨雲のもととなる暖かく湿った空気が入りやすくなりまして、そこにぶつかりやすい、例えば南部や南アルプスの辺りでは午後雨のところも出てくる見通しです。

15日は低気圧から伸びる寒冷前線が次第に南下してくる予想です。
ですから、午後は雨が降ったり止んだりの天気下り坂です。

16日はこの前線が南下して、その名残が残るような形、さらに暖かく湿った空気がまだまだ入りやすい状況が続きますから、変わりやすい天気となります。
この3連休の中で一番天気が良いのはおそらくあす土曜日じゃないかと見ています。

3日間の予想最高気温を見ていきます。

やはりあすが一番晴れる時間が長いので甲府、勝沼、大月、南部で35℃以上の猛暑日を予想しています。
日曜日、月曜日は気温は下がりますが、まだまだ30℃以上で厳しい残暑が続く見通しです。

3連休の最終日は、東部・富士五湖方面では東からの冷たく湿った風が流れ込みやすいので3連休の中で気温が一番低くはなるんですが、この気温でもこの時期としては高めの気温ということで、まだまだ半袖が大活躍することになる見込みです。

近県の天気を見ていくと、まず静岡はあす傘マークを付けていませんが、夜に雨の可能性があります。雨があさって日曜日の朝にかけて続く見通しです。
松本のあさっての傘マークは日中を予想していて、来週月曜日はどこも傘マークを付けていませんが、東京、横浜、埼玉、千葉、さらに静岡も含めて雨の可能性がありますので、行かれる方は傘が必要です。
この3連休ともに30℃以上ということで、近県に行かれる場合も、やはり暑さ対策が必要となります。

今後暑さがいつ落ち着くのか、甲府の最高気温と最低気温のグラフをお見せします。

まず基本的に最高気温25℃以上だと半袖がまだまだ活躍します。
20℃から24℃というのは長袖の出番、20℃を下回ってくるとようやく羽織るものが必要ということになります。ですから、しばらくはまだまだ昼間は半袖が活躍します。ところが来週の日曜日あたりからようやく20℃を下回ってきます。

ですからこのタイミングで秋物が必要となってきますから、来週以降衣替えも頭に入れておいてください。

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