9月17日(火)の近畿地方は、まだまだ真夏の暑さと天気。京都では35℃以上となる可能性があり、そうなれば観測史上一番遅い猛暑日です。

 引き続き高気圧の勢力圏内となりますが、近畿地方には前線の南側にある真夏並みの暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。気温の上がる午後を中心に大気の状態が不安定になりそうです。午前を中心に広く晴れますが、北部や山地では雲が多い見込みです。午後は山沿いで夕立となり、急な雨や雷雨の所があるでしょう。

 また、17日は「中秋の名月」です。夜はすっきり晴れとはいかないものの、雲の間からお月見を楽しむことができそうです。なお、今年は中秋の名月と満月のタイミングがズレていて、満月は18日(水)となっています。夜間でも気温が高いため、熱中症に気を付けながらお月見をしてください。

 朝の最低気温は25~28℃くらいの所が多いでしょう。日中の最高気温は広く34℃前後まで上がりそうです。京都の予想最高気温は35℃で、もし猛暑日になれば最も遅い記録を更新することになります。記録的に長引いている猛烈残暑にお気を付けください。
 そして、この先も19日(木)にかけて概ね晴れて日中は35℃くらいまで上がる日が続くでしょう。20日(金)ごろからは秋の長雨になる見込みで、この雨でようやくしぶとい残暑も一段落となりそうです。

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