日本の南の海上にある大型の台風14号は、あす、沖縄に最も接近する見込みです。沖縄と九州南部、奄美はうねりを伴った高波に警戒してください。

大型の台風14号は日本の南の海上にあって、北上を続けています。この台風の特徴は、南の海上にある台風としては珍しくスピードが速いことです。時速50キロくらいの速さで北上するため、あすには沖縄に最も接近するでしょう。沖縄は雨、風が急に強まるので、天気の急変にご注意ください。

あす予想される最大瞬間風速は、沖縄と奄美で30メートルで、風に向かって歩けなくなり、転倒する人もでるくらいの強風となりそうです。

降水量は、あすの夕方にかけて奄美で100ミリ、沖縄で120ミリの予想で、雷を伴って大雨のおそれがあるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害に注意してください。また、大潮の時期にあたるため、潮位が高くなる予想なので高潮にも注意が必要です。

一方、関東から九州は晴れ間の出る所が多いでしょう。ただ、湿った空気が流れ込んで午後は大気の状態が不安定になります。にわか雨や雷雨のおそれもあるので、晴雨兼用の傘があると良さそうです。

関東から九州は、あすも猛烈な暑さが続き、福岡の太宰府では60日目の猛暑日の予想で、国内最多記録を更に更新する見込みです。ただ、この猛暑もあと少しで終わりそうです。今週末には、秋雨前線が南下して秋の空気が流れ込んでくるため、全国的に涼しくなりそうです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。