台風14号通過後に秋雨前線を刺激 前線が列島南下で3連休大雨おそれ

気象庁によると、大型の台風14号は、18日夜に沖縄地方に最接近する予想です。台風通過後、21日ごろから23日ごろにかけて西日本と東日本で大雨となるおそれがあります。23日までの3時間ごとの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

台風14号は、18日12時には沖縄・南大東島の南約260キロにあって、1時間に30キロの速さで西北西に進んでいます。中心気圧は992ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルです。台風14号が予報円の中心を進むと、19日0時には久米島の北北西約40キロに進み、20日9時には中国大陸で熱帯低気圧に変わる予想です。

気象庁の19日(木)9時の予想天気図では、日本海から北陸付近を横切り、関東付近を通って太平洋側に伸びる秋雨前線が確認できます。梅雨前線は23日(月)ごろにかけて列島を南下する予想です。

23日(月・祝)までの雨・風シミュレーション 雨のピークは22日か

雨・風シミュレーションでは、20日(金)は、東北、北陸、中国の日本海側を中心に雨が予想されていて、日本海側から雨の範囲が広がる予想です。

21日(土)は、九州北部から東北地方まで日本列島の日本海側に沿うように雨雲が伸び、徐々に南下する予想です。22日(日)にかけて、前線が列島を南下し、22日は九州、中国、四国、近畿、北陸、東海、関東、東北で発達した雨雲が予想されています。警報級の大雨となるおそれがあります。

22日の雨・風シミュレーション

23日(月)は、前線に伴う雨雲が太平洋側に南下し、九州や四国、近畿、東海などの太平洋側を中心に雨が予想されています。

21日(土)から23日(月)までの3時間ごとの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

気象庁が発表する大雨情報に注意してください。

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