彼岸の入りである19日(木)も近畿地方は、京都など各地で猛暑日となりました。20日(金)も9月として異例のスーパー残暑が続くでしょう。

 最低気温は大阪と京都27度、神戸28度の予想で、今夜も熱帯夜となり、朝も夜も暑く感じられそうです。日中の最高気温は、京都や舞鶴・豊岡で36度、大阪は35度まで上がる見込みです。

 熱中症警戒アラートが兵庫・滋賀・和歌山・徳島県に発表されています。体調がすぐれない時は、熱中症リスクがさらに高まってしまいます。職場や学校では、スタッフや児童・生徒の健康状態をしっかりと確認してください。

 天気は晴れる所が多いでしょう。ただし、大気の状態が不安定となり、午後は北部を中心に雷雨となる所がありそうです。京阪神でも夕方をピークににわか雨の心配があるため、空模様の変化にも気を付けましょう。

 3連休は大雨となるおそれがあります。秋雨前線が南下する影響で、21日(土)は大阪周辺では日中なんとか天気が持ちそうですが、午後は北から雨が降り出す見込みです。特に22日(日)は発達した雨雲がかかって、断続的に激しい雨が降るでしょう。各府県に大雨警報が発表される可能性があり、九州から東北にかけての広域で梅雨末期のような大雨となるおそれもあります。旅先での雨の情報や交通情報にもご注意ください。

 この雨をきっかけに空気が入れ替わり、23日(月・祝)は天気が回復傾向で、晴れて秋の風が吹き渡るかもしれません。今週と比べたら来週は猛暑が和らぐものの、気温は平年より高い日が続くでしょう。スーパー残暑からノーマル残暑となって、まだしばらくは夏服の活躍する日が続きそうです。

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