輪島 珠洲「家が崩れた」「人流された」救助要請相次ぐ

石川県の奥能登広域圏事務組合消防本部によりますと、21日午前11時現在、輪島市と珠洲市などから救助を求める通報が相次いでいるということです。

消防によりますと、家が崩れて動けなくなっているという情報や人が流されているという情報が入っていて、救助活動などを進めているということです。

また珠洲警察署によりますと珠洲市内では午前11時の時点で多数の地点で道路の冠水が確認されていて、車から出られなくなった人や土砂崩れなどの通報が複数、入っているということです。

土砂崩れの通報も相次ぐ

土砂崩れの通報も相次いでいます。

珠洲消防署によりますと大雨の影響で珠洲市清水町の国道249号は土砂が道路に流れ込んだため通行できない状態になっているということです。

また珠洲警察署によりますと、珠洲市内では午前11時の時点で、多数の地点で道路の冠水が確認されていて、車から出られなくなった人や土砂崩れなどの通報が複数、入っているということです。

用水路から水噴き出す

午前10時45分ごろに石川県輪島市の「白米の千枚田」で住民が撮影した映像では、
白米の千枚田には、激しい勢いで泥水が流れ込んでいて、用水路からは、水が噴き出しているのがわかります。

近くの道の駅には、15人ほどの住民が避難しているということです。撮影した住民は「田んぼが大変なことになっている。土砂の浸水で車が通れず、千枚田の道の駅では、住民が避難している」と話していました。

停電も発生

停電も発生しています。

北陸電力送配電によりますと、石川県内では、午前11時の時点であわせて4860戸が停電しています。

このうち
▼輪島市ではおよそ3300戸、
▼珠洲市ではおよそ1100戸、
▼能登町ではおよそ460戸が停電しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。