9月も後半に入っているというのに、連日の厳しすぎる残暑に疲れた方も多いのではないでしょうか。8月下旬からの県内各地の気温の推移を見てみると、一度気温が下がった時期があったからこそ、9月後半になってのこの異常な暑さが体に堪えているということが分かります。南部北部ともに同じ傾向でしたが、北部の気温変化が特に顕著だったため、庄原を例に紹介したいと思います。
庄原の最高気温の推移を見ていくと、8月も基本的に平年よりも高い傾向が続きました。ただ台風10号の接近などの影響もあり、一度平年を下回った時期もありました。その後9月に入り平年よりも高い傾向が続き、9月16日には最高気温35.8℃を記録しました。この気温は、平年の同日と比較すると約9℃ほども高い最高気温になります。そして9月19日にも最高気温35℃を超え、35.1℃を記録しました。
続いて最低気温は、9月上旬には20℃を下回った日も多く、特に9月6日には平年を下回り17.5℃を記録しました。朝晩は秋の気配も感じられ、涼しく感じられた時期もありましたよね。ただ9月中旬になり再び20℃を上回る日が続き、特に9月15日には最低気温24.4℃を記録しました。これは平年の同日よりも8℃高い最低気温です。
このように、一旦気温が下がった時期があった後、9月中頃になって異例の高温状態が続いたことがわかります。この気温変化と連日の猛暑に体が疲れてきている方も多いと思います。この後秋雨前線の影響ですっきりしない天気が多くなる予想で、ようやくこの猛烈残暑は一旦落ち着きますが、それでも平年よりも高い傾向が続きます。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
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