先週までの厳しい暑さがようやく収まり、今週は季節が一歩前進します。朝晩は涼しくなり、秋の訪れを感じられそうです。
ようやく熱帯夜から解放
23日は、秋雨前線が本州の南海上に南下し、本州付近には秋の乾いた空気が流れ込んでいます。
けさの最低気温は、沖縄や奄美を除くほとんどの地点で25℃を下回り、ようやく熱帯夜から解放されました。
富士山では最低気温がマイナス0.4℃まで下がり、今シーズン初めての冬日(最低気温が0℃未満)となりました。
朝晩は涼しい 日中は汗ばむ暑さ
この先も気温は平年より高い傾向ですが、朝晩は涼しい日が多くなる見込みです。北日本では最低気温が20度を下回る日が多くなり、朝晩は空気がひんやりとするでしょう。
一方で、日中はまだ汗ばむ暑さが続きそうです。西日本から東日本では最高気温30度以上の真夏日になる所が多く、この先も熱中症対策が欠かせません。
時間にあわせて服装選びを
秋は朝晩と昼間の気温差が大きい傾向があります。これからのよく晴れた日は、内陸部や山間部では朝と昼で気温が15度以上も変わる日もあるでしょう。
朝は羽織るものが必要なくらいひんやりとする日も出てきますが、日中はまだ半袖でも暑いくらいの気温となる日もありそうです。出かける時間に合わせて、服装を選んでください。
RKB気象予報士 橘高香純
RKB気象予報士 横尾槙哉
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