路面の被害が相次いでいるのは富山県氷見市飯久保の県道「氷見惣領志雄線」です。

今月に入って、およそ200メートルの区間で歩道や車道の路面が陥没しているのが10か所程度見つかりました。

このうち歩道では、長さ2メートル、幅60センチにわたってアスファルトが落ち込み、深さおよそ20センチのくぼみができています。

近くに住む30代の女性は「日を追うごとに歩道の陥没箇所が増えてきたと感じます。子どもと散歩するときに三輪車が傾いて危ないので、通るのを避けています。早く直してほしいです」と話していました。

富山県は最近になってこうした被害が増えている原因について、詳しく特定できていないとしたうえで、能登半島地震による液状化などで道路の下に空洞ができたあと春になって気温が上昇し、路面が柔らかくなり陥没した可能性があるとしています。

県は道路の利用者に注意を呼びかけるとともに、25日から復旧工事を始めることにしていて「この付近の道路を通行する際は路面に注意するとともに、陥没などを見つけたら道路管理者に連絡してほしい」と呼びかけています。

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