台風16号は、あす27日朝までに熱帯低気圧に変わる見込みですが、関東甲信や東海地方ではこの熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込みそうです。さらに、別の低気圧も発生し関東付近に進むことから、関東甲信地方や東海地方などでは雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
気象庁によりますと、台風16号は26日午前9時現在、日本の南にあって西北西へゆっくりと進んでいます。この台風は27日朝までに熱帯低気圧に変わる見込みです。一方、27日朝までに東海道沖に低気圧が発生し、27日夜には関東付近に進む見込みです。
この影響で、台風から変わる熱帯低気圧や低気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みで、関東甲信地方や東海地方などでは雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。気象庁は、29日にかけて“警報級の大雨”となる恐れがあるとしています。
気象庁は、関東甲信地方や東海地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だとしています。
週末以降、東日本では雲が広がりやすく雨の降る所がありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
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