日本の南には2つの台風があり、それぞれ発達しながら北上する見込みです。
台風18号は沖縄の南を北上し、10月2日から3日頃にかけて、暴風域を伴い強い勢力で沖縄地方に接近する恐れがあります。今後の気象情報に注意してください。

台風18号(クラトーン)の今後の進路は?

気象庁によりますと、台風18号は29日午前9時にはフィリピンの東にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっています。

台風18号はこの後、発達しながら沖縄の南を北上し、10月2日から3日頃にかけて、暴風域を伴って強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあり、沖縄では次第に風が強まる見込みです。

風の予想

▽10月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄地方 17メートル(30メートル)

波の予想

▽30日に予想される波の高さ
 沖縄地方 4メートル うねりを伴う

▽10月1日に予想される波の高さ
 沖縄地方 5メートル うねりを伴う

防災事項

沖縄地方では、強風やうねりを伴った高波に注意してください。
台風の進路や勢力によっては、沖縄地方では1日から大しけとなり、2日から3日頃にかけては大荒れとなり、警報級の高潮となるおそれがあります。

また台風から離れていても大雨となる恐れがあります。台風外側の雲や暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定となり、九州などでは3日以降、活発な雨雲がかかる予想となっています。
今後の気象情報に注意してお過ごしください。

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