台風18号は1日午前「大型で非常に強い台風」から「大型で猛烈な台風」に変わり、南シナ海をゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。その後やや勢力を弱めて3日から4日頃にかけ、暴風域を伴い沖縄地方に接近するおそれがあります。一方台風17号は今夜にも銚子沖を通過し、あす2日午前9時までに「温帯低気圧」に変わる見込みです。

気象庁によりますと「大型で猛烈な台風18号」は、1日午前9時には南シナ海にあって、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。中心から半径500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼12時間後の1日午後9時には南シナ海の半径45キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルが予想されます。予報円の中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▼24時間後の2日午前9時には南シナ海の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルが予想されます。予報円の中心から半径210キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▼48時間後の3日午前9時には台湾の半径155キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想されます。予報円の中心から半径270キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。

▼72時間後の4日午前9時には東シナ海の半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルが予想されます。予報円の中心から半径350キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

台風17号 2日午前9時には温帯低気圧に

台風17号は1日、八丈島の東南東約180キロを1時間におよそ35キロの速さで北へ進んでいます。

気象庁によりますと台風17号は、1日午前9時には八丈島の東南東約180キロの1時間におよそ35キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径35キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。中心の北東側330キロ以内と南西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

次に台風に伴う雨と風の動きを1時間ごとのシミュレーションで見ていきます。

雨と風のシミュレーション 1日午前11時~

雨と風のシミュレーション 2日(水)
午後9時まで

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