気象庁によりますと、7日午後0時、小笠原近海にある熱帯低気圧は時速25キロメートルで北へ向かっています。中心気圧は1004hPaで、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。この熱帯低気圧は、今後発達しながら北上し、24時間以内に台風に変わる見込みです。
今後の予想では、8日午後0時に熱帯低気圧は台風となり、引き続き小笠原近海を北北東に時速15キロメートルほどで進みます。中心気圧は1002hPa、最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sと予測されています。
9日午前にはさらに北北東に進み、中心気圧は1000hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sと予測されています。
10日には台風は日本の東海上に進み、北北東へ時速30キロメートルで速度を上げる予測です。中心気圧は996hPa、最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/sに発達します。
11日にはさらに北北東へ進行し、中心気圧は994hPaで、最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/sと予測されています。
いっぽう12日には千島近海で温帯低気圧に変わる見込みです。いまのところ、本州や北海道に上陸する予想にはなっていません。
気象庁によりますと、今年はこれまで18の台風が発生して、2回上陸しています(去年は17の台風が発生して、1回上陸)。今回の熱帯低気圧が台風になれば今月1つめの発生となります。
あす8日は、東日本や西日本など、日本列島の広い範囲で雨の予想、あさっては関東甲信・東海にかけて雨の予想となっています。
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