太陽の表面で起こる爆発現象「太陽フレア」が9日(水)午前11時頃に発生したと情報通信研究機構が発表しました。

電気を帯びたコロナガスが地球方向に大量に放出され、10日(木)夜遅くから11日(金)未明に地球に到達する見込みです。

携帯電話など、私たちの暮らしにどんな影響があるのでしょうか。

携帯電話の通信に影響は?

太陽フレアは周辺の磁気を乱すため、1日~2日間はGPS(衛星利用測位システム)の測位の誤差が大きくなったり、船舶や航空機で使う短波通信(無線)に障害が起きたりするおそれがあります。

ただ、人体や携帯電話の通信には影響しないということです。

今後1~2年間は今回以上の「太陽フレア」(大爆発)が起こるおそれ

太陽の活動は一定ではありません。太陽は活動が活発になったり、不活発になったりというのを繰り返していて、その周期は約11年。来年2025年に太陽活動のピークを迎えると見込まれていて、現在はそのピークに向けて活動が活発になっている時期です。今後1~2年間は今回以上の「太陽フレア」(大爆発)が起こるおそれもあり、注意が必要です。

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