情報通信研究機構によりますと、9日午前11時前、「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の爆発現象が起き、最大クラスの規模だということです。

この影響で茨城県石岡市にある気象庁の地磁気観測所は、11日未明から地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が発生していると発表しました。

午前9時までに観測された磁場の乱れは、大規模な「太陽フレア」が相次いだ5月に次いで、ことし2番目の大きさとなっています。

「磁気嵐」はその後も続いているということで、地磁気観測所は監視を続けています。

情報通信研究機構は、「太陽フレア」の発生に伴ってGPSの位置情報や短波の無線通信などに影響が出るおそれがあり、注意を呼びかけています。

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