この先は大きな気温変化に注意が必要です。向こう一週間の予想最高気温をみると、関東以西では18日(金)にかけて最高気温が30℃くらいまで上がる日があります。しかし、19日(土)の雨を境に気温が急降下。20日(日)は一時的に寒気が流れ込み、急に空気がひんやりとする見込みです。

夏の太平洋高気圧 再び強まる 蒸し暑さアップ

先週はいったん弱まっていた夏の太平洋高気圧が、今週は再び強まります。

14日(月)に本州の南岸付近にある高気圧はこの後勢力を盛り返して、17日(木)には西日本から東日本を広く覆うようになります。このため、西日本から東日本では、週末にかけて日に日に気温が上昇。湿度も高く、晩秋とは思えないような残暑が戻るでしょう。

18日(金)の予想最高気温は福岡で30℃。油断をせず、熱中症の対策を続けてください。

19日(土)の雨の後、一時的に冬型気圧配置に この秋一番の寒気南下

19日(土)は前線の通過に伴い広く雨が降る見込みです。この雨の後、日本付近は一時的に西高東低・冬型気圧配置となり、この秋一番の寒気が南下するでしょう。20日(日)は北風が冷たく、日中も空気がひんやりとします。残暑から一転、急に肌寒くなりますので、服装にお気をつけください。

衣替えは少しずつ?

20日(日)~21日(月)は一時的に平年よりも気温が下がりますが、その後は再び気温が上昇。少なくとも今月いっぱいは、全国的に平年よりも気温が高く、日ざしのもとでは汗ばむくらいになる日もありそうです。衣替えは半袖を少し残して、ゆっくりと秋冬物を用意すると良いでしょう。

RKB気象予報士 橘高香純

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