気象庁によりますと高気圧の縁をまわるように湿った空気が流れ込んでいるため西日本の太平洋側や沖縄・奄美では大気の状態が不安定になっています。
特に九州南部や鹿児島県の奄美地方で局地的に雨雲が発達し、レーダーによる解析で鹿児島県十島村付近では、午後9時20分までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
▽十島村の宝島では午後9時すぎまでに120ミリの猛烈な雨が降ったほか午後10時までの6時間雨量は272ミリに達し、2014年に統計を取り始めてから最も多くなっています。
これまでの雨で土砂災害の危険性が高まり、十島村には土砂災害警戒情報が出されています。
気象庁は、十島村では当初の予想を上回る大雨となっているとして土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
一方、16日にかけて本州の日本海側を中心に前線が通過する影響で雨が降り、北海道や東北、北陸などでは強く降る時間帯もある見込みです。
最新の情報に注意してください。
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