気象庁によりますと、18日は西日本や東日本の日本海側を中心に晴れて気温が上がり、日中の最高気温は熊本県水俣市で32.8度と8月上旬並みの暑さとなりました。

また大分県日田市で31.9度、鳥取県米子市で31.4度、福岡市で31度ちょうどと各地で30度以上となり、福岡市では統計を取り始めてから最も遅い真夏日となりました。

19日も東日本を中心に季節外れの暑さとなる見込みで静岡市で31度、東京の都心やさいたま市、甲府市、宮崎市で30度と真夏日が予想されているほか、横浜市、大阪市、高松市、鹿児島市で29度、仙台市で28度などと予想されています。

体調管理に注意してください。

大気の状態も不安定に

一方、19日にかけて北日本から西日本を寒冷前線が通過し、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、広い範囲で大気の状態が不安定になり、風も強まって荒れた天気になる見込みです。

特に東日本から北日本にかけての日本海側では、局地的には1時間に30ミリから40ミリの激しい雨が降る見込みで、地震と雨の被害を受けた能登地方でも雨が強まるおそれがあります。

19日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで北海道で120ミリ、新潟で100ミリ、東北と北陸で80ミリと予想されています。

気象庁は急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

周囲が急に暗くなったり、冷たい風が吹いたりといった発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は建物の中に移動して安全を確保してください。

北海道や九州北部、東北を中心に強風や高波にも十分注意が必要です。

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