9月21日の能登地方の豪雨では14人の死亡が確認され、輪島市の30代の女性が行方が分からなくなっていて警察などが捜索を続けています。

豪雨災害から1か月となる21日、輪島市役所では被害が相次いだとみられる時刻と同じ午前9時半に市の職員などが犠牲者に黙とうをささげるとともに、防災行政無線で住民に黙とうを呼びかけることにしています。

今回の豪雨ではことし1月の能登半島地震に続いて二重に被災した人も多く、生活への影響が長期化しています。

石川県によりますと今月18日の時点で輪島市や珠洲市、それに能登町の合わせて434人が避難生活を続けています。

住宅の浸水などの被害は確認されているだけで1487棟に上り、自治体が調査をできていない地域もあるため被害はさらに増えるとみられます。

また、輪島市と珠洲市では今月16日の時点で豪雨の影響で合わせて1000戸余りで断水が続くなど、被災者の疲労が色濃くなっていて継続した支援が求められています。

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