日本の南、フィリピンの東にある熱帯低気圧が発達しながら北上しています。気象庁によりますと、21日午後9時には台風へと発達する見込みです。また台風から離れていても、暖かく湿った空気の影響などで雨が激しく降る恐れもあります。今後の情報に注意してください。

気象庁によりますと、熱帯低気圧は21日午前9時にはフィリピンの東の北緯13度30分(13.5度)、東経133度00分(133.0度)にあって、時速20キロの速さで西南西に進んでいます。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

熱帯低気圧は発達し、21日午後9時には台風へと変わる見込みです。
フィリピンを横断して南シナ海へと進むものとみられています。ただ台風から離れていても、外側の雲や暖かく湿った空気の影響を受け、激しい雨となる所がある見込みで、沖縄や奄美地方では荒れた天気となる恐れがあります。

今週は、全国的に雨が降る日が多く、一時的に雨脚が強まる所もありそうです。
また日中の気温も上がる見込みで、25℃以上の夏日の所もあるでしょう。ただ朝晩は気温が下がりますので、寒暖差に注意してお過ごしください。

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