今週半ばは寒冷前線の通過による気圧の急降下と、気温の寒暖差が大きくなることによって、お天気の変化に体調が敏感な方は注意が必要です。

あさって23日(水)は全国的に気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまいなどに用心したほうがよさそうです。

寒冷前線が本州を通過するため、気圧が急激に下がる見込みで、特に北海道や東北、北陸で影響度が「大」となる見込みです。

日本気象協会tenki.jpによりますと、きょう21(月)とあす22日(火)は、全国的に気圧変化の影響度が「中」となっています。

日本付近を覆っている高気圧が次第に中心を東へ移し、日本海に低気圧が進んでくるため、徐々に気圧が低下する予想です。症状が出る前に早めの対策がよさそうです。

北海道や東北、北陸で影響度が「大」…

あさって23日(水)は寒冷前線が本州を通過するため、気圧が急激に下がります。

特に北海道や東北、北陸で影響度が「大」です。関東から九州、沖縄も影響度が「中」となっています。

全国的に気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などに注意が必要です。また、前線の通過する前は南寄りの風が吹いて気温が高くなりますが、前線が通過した後は北寄りの風に変わり、気温が急に下がります。

気圧だけでなく気温の変化(寒暖差)でも症状が出ることがありますので、注意が必要です。

25日にかけ前線停滞、低気圧通過の見込み

24日(木)は、いったん気圧の上がる所が多くなる見込みです。ただ、気圧が上がる場合にも症状の出ることがあります。特に北海道で変化が大きくなりそうです。

25日(金)以降は本州付近に前線が停滞し、前線上の低気圧が本州を通過する予想です。27日(日)は東北で影響度「大」となっていますす。

フィリピン東の熱帯低気圧は台風なる見込み…

きょう21日(月)午前9時現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧が今後、台風に発達する見通しです。

今週の中頃にかけては北西へ進む予想ですが、週末にかけては沖縄付近に北上する予想もあります。台風のまま近づくか、まだはっきりしませんが、沖縄では26日(土)に気圧が急激に下がる可能性があります。

台風の動向によっては、気圧が大幅に低下する日やエリアが変わってきますので、最新の台風情報をご確認ください。

気象庁 熱帯低気圧の進路予測 21日午後3時

次に21日(月)現在のデータによる今後の雨と風の見込みをシミュレーションで見ていきます。

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