COP16はコロンビア南西部の都市カリで21日から始まり、190を超える国が参加しています。

今回の会議では、おととし採択された2030年までの世界の新たな目標「昆明モントリオール目標」の進捗状況などを確認します。

このうち、世界全体で陸地と海のそれぞれ30%以上を保全地域にする「30by30」という目標の達成に向けた各国の取り組みや今後の進め方を議論するほか、生物の遺伝情報を利用して薬などを開発した場合に得られる利益を公平に配分する仕組みについても話し合う予定です。

開催国コロンビアのスサナ・ムハマッド環境・持続可能開発相は初日の会合で「昆明モントリオール目標は単に各国が計画を作るためのものではなく、実現のために各国政府や社会全体が深く関わっていくことが求められている」と述べ、積極的な関与を呼びかけました。

今回の会議は来月1日までの日程で行われます。

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